2019年7月23日

韓国、高炉停止は回避へ 「安全弁扱い問題視不当」

 韓国で大気汚染の疑いで高炉停止が懸念された問題で、当面の停止は回避する情勢だ。高炉改修時の安全弁開放が問題視され、現代製鉄は7月15日から10日間停止の行政処分が唐津製鉄所の立地自治体から下ったが、現代製鉄は行政審判委員会に処分内容の審判と執行停止を求め、執行停止が9日認められた。審判が続く間は停止の必要はないという。POSCOも高炉停止を巡って自治体の判断待ちの状態だが、海外同様の安全弁の扱いが韓国だけで「違法」とされる事態は避けられそうな情勢という。

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