愛知製鋼は5日、愛知製鋼の展示施設「鍛造技術の館」(愛知県東海市)の来館者数が累計3万人に達したと発表した。3万人目の来館者となった、7月5日午後に訪れた一般男性にはこれを記念し、愛知製鋼から同社ステンレス鋼で作られた包丁などが贈られた。
鍛造技術の館は、2000年3月に愛知製鋼の創立60周年を記念して開設。同社の基幹事業の一つである自動車用鍛造品の役割や歴史・技術の進化に加え、地元知多半島の野鍛冶で鍛造技術・技能のルーツとも言える「大野鍛冶」について、製品展示や映像、ジオラマなどを用いて分かりやすく紹介している。
■鍛造技術の館
▽住所=愛知県東海市新宝町33―1(愛知製鋼鍛造工場内)
▽開館時間=9―12時、13―17時(要予約、最終入館時間16時)
▽休館日=土日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏季連休ほか
▽入館料=無料
▽見学申込の連絡先=052―603―9383