2019年7月8日

日本製鉄音楽賞 受賞記念コンサート開催 トリオで奏でる「令和」ハーモニー

日本製鉄は3日、東京の紀尾井ホールで第29回日本製鉄音楽賞受賞記念コンサートを開いた。フレッシュアーティスト賞を受けたピアノ三重奏楽団の葵トリオが、権威あるドイツの国際コンクールで昨年1位に輝いた際に演奏した楽曲などを披露した。特別賞の舞台写真家の林喜代種さんは司会者との対談で、世界的な指揮者や演奏家を撮影したエピソードなどを披露した。

日本製鉄の橋本英二社長は葵トリオの演奏を「ビューティフルハーモニー、令和そのものだ」と指摘。自社についてはまずは小さく調和するのではなく、不調和でも過去を切断して決断するとした。トリオの一流演奏家3人になぞらえ、つくる力、売る力、経営力を通じて、美しいというよりも力強い「ストロング・ハーモニー」を奏でたいとした。

橋本社長は林さんが特に表情にこだわって撮影したいと言っていたのが印象に残るとし、林さんの写真には「超一流の方の決意」が見えると指摘した。

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