2019年4月18日

Ni系ステンレス冷薄、市況底入れの兆し

 ニッケル原料価格動向を踏まえた国内メーカーの値上げ表明を受けて、ニッケル系ステンレス冷延薄板市況で先安観が解消され、底入れの兆しが出ている。2019年度入り後も流通の出荷は停滞感が強く、安価な輸入材の影響を受けているものの、大手流通を中心に売り腰は強く、国内市況が大きく崩れる場面は出ていない。大手流通筋ではメーカー値上げを受けて下値切り上げを急いでおり、“発射台”を高め、大型連休明け以降のメーカー値上げ玉の浸透に向けて準備を進める構えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社