2019年4月16日

2月普通鋼受注、国内向け349万トンに減

 日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると2月の国内向け普通鋼鋼材受注は前年同月比2・8%減の348万9000トンで2カ月ぶり減となった。輸出向けは25・5%減の142万6000トンで9カ月連続減。トータル受注は10・7%減の491万5000トンで8カ月連続減となった。鉄鋼メーカーの操業トラブルなどで2月の全国粗鋼生産量が6・6%減の774万トンと6カ月連続で減少し、1月に続いて2009年7月以来の水準に低迷。国内外とも需要自体は堅調だが、供給面の事情で受注が抑制される状況が続いている。

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