米鉄スクラップ、4カ月ぶり反発 湾岸集荷価格高など映す

　米国鉄スクラップ相場が昨年11月以来、4カ月ぶりに反発した。商社などによると、海外市況の指標の一つとなる米国コンポジット価格（ピッツバーグ・シカゴ・フィラデルフィアの東部3地区平均）は、現地11日時点で前週比20ドル高の318・33ドル（ＨＭＳ・No.1、約3万5600円）。地区別では国内メーカー向け中心となるピッツバーグが330ドル、シカゴが315ドル、シッパーの輸出拠点が集中するフィラデルフィアが310ドルで各地区とも前週比20ドル高となった。