全国鉄鋼販売業連合会(会長=阪上正章・清和鋼業社長)、全国厚板シヤリング工業組合(ZSK、理事長=石原慶明・JFE鋼材社長)、全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)、東京鉄鋼販売業連合会(会長=井上憲二・明治鋼業社長)、全国厚板シヤリング工業組合東京支部(支部長=大川伸幸・芝浦シヤリング社長)、関東コイルセンター工業会(会長=藤澤鐵雄・藤澤鋼板社長)の鉄鋼流通6団体は11日、都内で合同新年賀詞交歓会を開催した。約700人が参集し、新年を祝った。
主催者を代表してあいさつに立った全国CC工組の鈴木理事長は「昨年の漢字は災。豪雨、台風、地震と日本は自然災害大国と認識せざるを得なかった。災い転じて福となすに期待したい。企業はBCP(事業継続計画)のオペレーションを強められるかだが、ハードでの国土強靭化は進んでいないように思える。今年は新元号に変わり、ラグビーWCを開催、来年の東京五輪、25年の大阪万博とイベントが続き、日本人としての立ち位置を明らかにする年でもある。鉄鋼業は誇りと自信を持って対応すべき。新しい時代へ鉄鋼流通の強化を祈念したい」と鉄鋼流通、鉄鋼業界の発展へ思いを込めた。