2018年10月18日
フェストアルピーネ 水素還元など次世代製鉄法、10年以内に導入決定
オーストリアのフェストアルピーネは水素還元など次世代製鉄法の導入を10年以内に決定する方針だ。リンツ製鉄所で最大のA高炉は改修を終えたばかりで今後10年以上改修がない。次の改修までに新技術導入を決めるという。二酸化炭素(CO2)を出さない水素製造のパイロットプラントに2月に着工し、長期的な開発を進めている。環境規制が厳しさを増すなか、抜本的な低炭素技術に切り替えることで欧州での製鉄拠点維持のための技術革新を狙う。
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