2018年8月6日

スクラップ、「脱中国」アルミでも

 国内スクラップ市場で輸出先を中国から他国にシフトする「脱中国」の動きが、アルミスクラップでも強まってきた。財務省発表の輸出通関によるとアルミスクラップの輸出量は中国向けが6月、4カ月連続して減り、今年最大の減少率を記録した一方で、新たな仕向け地として期待されているベトナムは前年同月の水準から5倍、タイは7倍、マレーシアに至っては12倍に増えた。中国の輸入制限で行き場を失った低品位のスクラップがほとんどとみられ、受け入れ国で急速に環境負荷が高まっていることから将来的に中国のように輸入が制限されるとの懸念も強まっている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社