2018年7月31日

メタルアート、国内拠点に集中投資 3年間で計70億円超

 鍛造大手のメタルアート(本社=滋賀県草津市、多田修社長)は、本年度から20年度にかけて国内事業拠点で集中投資を行う。8月には本社工場内に自動車用CVT(無段変速機)用鍛造部品を製造する2500トン熱間自動プレス工場が本格稼働するほか、グループのプレス鍛造や機械加工などの生産設備について拡充や増強工事を実施する。一連の総投資額は3年間で計約70億円超を計画しており、基盤となる国内事業のブラッシュアップを図る。20年度以降は海外拠点であるインドネシア現地法人への投資を加速するなど、拡大路線に向けて競争力強化につなげていく。

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