2018年7月10日

北陸新幹線延伸化工事 福井―敦賀高架整備、鉄筋使用20万トン強

 鉄道・運輸機構は今年3月に、北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸工事のうち、福井県内のすべての工区について工事契約を完了、工事着手率が100%となり、福井県では今年度から再来年度にかけて新幹線整備工事が最盛期となる方向だ。このうち、福井駅―敦賀駅間の約50キロメートルも高架整備を行うが、この高架整備には鉄筋がトータルで20万トン強使用される見込み。これ以外に鞍谷川橋梁などの橋梁工事、新北陸トンネル(19・6キロメートル)などのトンネル工事、県内の新幹線4駅、さらには敦賀車両基地の建設工事などで合計数万トンの鋼材使用が予想され、県内の関係者では「今年度からの整備関連と付帯工事などで、最終的には25万トン前後の鋼材需要が期待できるのではないか」としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社