2018年7月9日
経産省7―9月粗鋼需要見通し、4四期連続増2654万トン 通商摩擦に留意を
経済産業省が9日発表した2018年度第2四半期(7―9月)の見通しによると、出荷相当粗鋼需要量は前期実績見込み比横ばい微増の2654万トンと4四半期連続で増える。国内は季節要因で土木需要が伸び、製造業も伸びる。外需はエネルギー案件の回復など緩やかな回復を見込む。ただ、経産省金属課では海外市場は過剰生産能力に加え、通商摩擦にも留意が要る上、堅調な国内も高水準の薄板在庫の管理を含めて需要を見極めた生産対応が必要としている。
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