2013年4月23日

中国鋼材市況が反落 供給過剰 春需勢い鈍く

 中国の鋼材市況は、第3週に再度下落した。第2週に小幅に反発したが、大手の宝山鋼鉄が5月販売価格を据え置き、武漢鋼鉄が値を下げたことに市場が反応した格好。熱延コイル市況はトン3960元(約6万3950円、3ミリ厚・増値税込み)と前週比0・9%安で2週ぶりに下がり、他の鋼板類や条鋼類も下落した。供給過剰が続いており、当面軟調な市況が続く公算が大きい。

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