2018年5月7日

銅建値、1万円下げ79万円 亜鉛、1.8万円下げ38.2万円

JX金属は7日、5月積み銅建値をトン1万円引き下げ79万円に改定したと発表した。先月下旬に持ち直した海外銅相場が、ドル高進行などを背景に再び一段安となったことを反映した。現地4日のロンドン金属取引所(LME)の銅現物セツルメントは6783ドルで、前回建値改定時を204ドル下回った。米国によるロシアへの経済制裁の影響懸念から上昇したアルミにつられる格好で、先月下旬には一時7000ドル際まで上値を試したが、月末付近からはドル高基調などが足かせとなり水準を一段下げた。



三井金属は7日、5月積み亜鉛建値をトン1万8000円引き下げ38万2000円に改定したと発表した。指標となった現地4日のLME亜鉛現物セツルメントは2968ドルと昨年9月以来の3000ドル割れを喫し、前回建値改定時より218・5ドル下落。7日の東京為替TTSは1ドル=109・95円で、1・46円の円安ドル高だった。

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