2018年5月1日
大同特殊鋼、18年度設備投資361億円 連鋳の改造など実施
【名古屋】大同特殊鋼は27日、2018年度の設備投資計画(連結、工事ベース)を明らかにした。総額361億円の計画で、17年度実績(356億500万円)比1・3%、4億9400万円の増と、引き続き減価償却費(232億円の予想)を大きく上回る高水準の投資となる。特殊鋼の旺盛な需要を捕捉するため40―50億円を投じ、知多工場の連続鋳造設備を改造、能力アップとコスト低減を図るほか、半導体などに使われるクリーンステンレスなどの需要の高まりに対応するため、知多工場および渋川工場に専用の溶解設備を増設する。
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