2018年3月29日

電線出荷18年度、4年ぶり70万トン回復

 日本電線工業会は28日、会員メーカー約120社の2018年度銅電線国内出荷予測をまとめ、17年度見込み比2・9%増の70万6000トン(銅量)と発表した。17年度に続き前年度需要を上回り、4年ぶりの70万トン台を回復する見込みだ。このうち銅消費量の最も多い建設・電販部門は、同5・8%増の34万トンに拡大し、全体をけん引する。これに対し光ケーブルの国内市場向け出荷予測は、同3・0%減の622万キロメートルコア(光ファイバー長さ)と3年ぶりの減少に転じると予測した。

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