2017年11月2日

細物異形棒、ドミニカ向け1.3万トン成約

 日本の普通鋼電炉メーカーが製造するビレット(鋼片)および、細物異形棒鋼に対する海外需要家の引き合いが旺盛で、輸出価格が高値で推移している。細物異形棒鋼の商談では、ドミニカ共和国向けが10月契約・11月積みで1万3000トンをFOB(本船渡し条件)トン6万2000円で成約。韓国向けは同6万1000―6万2000円で推移しており、中国動向を注視する様子見商状が続く中、輸出価格は高止まりしている。一方、至近のアジア向けビレット輸出価格は同5万3000―5万4000円で、継続的に受注している。

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