2017年9月20日
7月国内向け普通鋼受注、 2カ月連続増368万トン 内需の回復鮮明に
国内の普通鋼鋼材需要の回復が鮮明となってきた。日本鉄鋼連盟が19日発表した用途別受注統計によると7月の国内向け普通鋼鋼材受注は前年同月比5・3%増の367万8000トンで2カ月連続増となった。自動車など製造業分野の需要が堅調に推移しており、期待されていた建設分野の回復も本格化した。高炉メーカーの供給力低下もあって輸出向けは7・5%減の207万6000トンで10カ月連続減となったが、内需が底上げする格好で国内・輸出のトータル受注は0・3%増の575万5000トンとなり6カ月ぶりに増加に転じた。
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