2017年7月18日

名岐、大阪支店が完成 板・平鋼の加工能力倍増

 構造用鋼の加工・販売大手の名岐(本社=愛知県一宮市佐千原江川10―3、柿本誠社長)は、このほど大阪支店(東大阪市加納4―15―13、坂田明彦支店長)の建設を完了した。1カ月の試験稼働を経て9月から本格稼働に入る。板、平鋼の加工に特化した新拠点で、これまで同エリアで加工に対応していた100%子会社の多田鋼商店を内包し、設備の増強も行ったことで生産加工性を2倍に向上し即納体制を構築。既存顧客へのサービスを拡充しながら、関西以西への販路拡大も視野に入れ、2年をめどに関西圏の売上高を倍増する計画だ。総投資額は土地代、設備含め約10億円。

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