2017年6月27日
鉄鋼流通2団体 経産省ヒア7―9月期、造船除き需要底堅く
全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通2団体は26日までに経済産業省ヒアリングを行い、2017年度第2四半期(7―9月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの本年4―6月期生産が月間1万2600台と堅調に推移、7―9月も同レベルを想定、底堅い動きを見通している。造船は建造ピッチダウンを予見しているが、建設機械は持ち直し、産業機械も工作機械、金属加工機械が増加。家電・電機は横ばいも重電は国内を強基調とみる。建設分野は本年度鉄骨需要520万トンと微増を予想するものの、五輪関連など需要の本格化は夏場以降とし、全体的にはプラス傾向は広く波及せず、まだら模様との見方だ。
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