2017年6月9日

南海岡谷模具、クランクシャフト金型加工に注力

 特殊鋼流通・加工の南海鋼材(本社=大阪府堺市、福原實晴社長)と岡谷鋼機などが出資する中国合弁「南海岡谷模具(上海)」(福原千晶総経理)は、日系自動車メーカーによるクランクシャフト金型の現地調達化に対応して試作を開始し、2018年からの新規受注を目指している。ほぼ完成品として納入できるレベルまで精度を高め、新たな事業の柱に成長させたい考え。ユーザーと調整しながら素材(金型用鋼)の現地調達を進め、コストダウンと高品質を追求する。

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