2017年4月27日

新日鉄住金、プロジェクト向け値決め手法見直し

 新日鉄住金は、国内建材プロジェクト向けで、契約条件の明確化と契約期間の短縮化に向けた値決め手法の見直しに着手したもようだ。鉄鉱石や原料炭などの製鉄原料が短期的に乱高下していることに対応する。見積書により鋼材手配や納入期間を明確化するとともに、契約期間を短縮化し、コスト変動に反映していく。業界としては初の試みとなり、今後、ファブリケーターだけでなく、ゼネコン、施主の理解も必要となる上、他の鉄鋼メーカーに広がりを見せるかが焦点となりそうだ。

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