2016年11月22日
神戸製鋼所、神戸本社で帰宅訓練 距離感・疲労感を体感
神戸製鋼所は21日、第5回神戸本社「帰宅訓練」を実施し、グループ会社18社を含む215人が参加した。
訓練ルートは、東方面がJR摂津本山駅南側を目的地とする6・7キロメートル(所要時間1時間30分―2時間)、西方面がJR兵庫駅南側までの6・2キロメートル(同1時間20分―2時間弱)。
地震など大規模災害発生時に、勤務先から帰宅困難となる従業員が多数発生する可能性を想定し、自宅方面に至る方向への徒歩帰宅を経験することで、沿道の状況やコンビニなど災害時帰宅支援ステーションの存在など重要な情報を入手し、徒歩時の距離感や疲労感を体感することが訓練の目的。
同社では「災害時帰宅支援マップ」を作成、配布しており、参加者はこのマップを持参して活用。受付時に飲料水などを受け取り、神戸本社を午後3時から午後4時にかけて出発した。主要幹線道路沿いを基本に各人またはグループで歩行し、到着後は目的地受付でのチェックと職場への確認報告を行った。
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