2016年9月23日
日中経済協会・宗岡会長、鉄鋼改革進展を要望 雇用問題で知見共有
日中経済協会と日本経団連、日本商工会議所の合同訪中代表団と中国政府要人との会談が21日から北京で開かれ、訪中団団長の宗岡正二・日中経済協会会長(新日鉄住金会長)は国家発展改革委員会との全体会議で、「過剰生産能力と過剰債務の解消、非効率なゾンビ企業の淘汰を供給側構造改革の最優先課題として引き続き着実に進めてほしい」と要望した。能力削減に伴う雇用問題について知見を共有する意向を示し、世界の鉄鋼市場を揺るがす中国に改革の進展を求めた。
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