2016年9月14日
日露鉄リサイクル交流会 スズトクHD・鈴木会長、完全再資源化の動き指摘
スズトクホールディングスの鈴木孝雄会長は、鉄スクラップやリサイクル産業の国内での大きな変化として、「完全な再資源化、リサイクル率100%を理想とする循環型社会を作ろうという動き」を指摘した。13日にアドバンストマテリアルジャパン(AMJ、本社=東京都千代田区、中村繁夫社長)主催、産業新聞社後援で東京・茅場町の鉄鋼会館で行われた「日露・鉄リサイクル業界交流会」で講演した。1998年の家電リサイクル法制定に始まる個別リサイクル各法の整備に伴い、資源リサイクル業と廃棄物処理業の統合が進んでいるとし、「将来、50年後に日本は地球に負荷をかけない高度な循環型社会を実現しているだろう。今日をきっかけに、そうした社会を実現するためのビジネス、情報交換をロシアの業界とも進めていきたい」とした。
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