2016年9月5日

日新製鋼、北米ZAM事業順調 生産・販売 月1000トン台に倍増

 日新製鋼は、北米市場におけるZAMの生産・販売事業が順調に立ち上がっている。100%子会社の米ウィーリング・ニッシン(WN、本社・工場=ウエストバージニア州、岡野哲彦社長)による現地供給体制の整備、日新製鋼・WN一体となった市場開拓の取り組みが奏功。本年に入り、生産・販売量が前年比2倍となる月間1000トン台に乗ってきた。ZAMの高耐食性に対する評価が高まり、「畜舎、農業用資材、建材、自動車などの分野で採用が徐々に広がり始めている」(海外統括部)とのことで、今後も大幅な伸びが期待できそうだ。

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