2016年9月1日

神戸製鋼、難燃物処理技術を国内展開 放射性廃棄物処理に照準

 神戸製鋼所は31日、このほど設立した放射性廃棄物処理を行う「コベルコ スタズビック社」(KSC)の事業として、出資するスウェーデンのSTUDSVIK AB(スタズビック社)の持つ難燃物処理技術「THOR」(ソール)を導入したプラントの建設を国内で展開する方針を発表した。今後、国内原子力発電所の廃炉の増加に伴い発生する放射性廃棄物の処理ニーズが高まると見られる中、スタズビックの持つ金属除染技術や難燃物処理技術を活用した施設を国内で展開していく考え。

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