2016年6月2日

経産省、鉄鋼過剰能力 国際連携強化を具体化 OECD閣僚理事会 サミット成果報告

 経済産業省は世界的な鉄鋼分野の過剰生産能力問題の国際連携強化を具体化する。パリで1日から開催の経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会に高木陽介経済産業副大臣が出席し、主要7カ国(G7)の首脳宣言など伊勢志摩サミットの成果を報告する。G7首脳宣言では鉄鋼の過剰能力を差し迫った構造的課題と位置付け、市場歪曲的な政府などの支援を特定、除去する協調的な行動を通じて市場による調整を促す方針で一致しており、G7以外を含めた主要国で連携して対処する。

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