2016年5月23日
銅電線、4月出荷5.6万トンに減 電力向けも需要一服
日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の4月の銅電線出荷量が、速報値で前年同月比3・6%減の5万6000トン(銅量)と、5カ月連続のマイナスになったと発表した。総量の40%以上を占める建設・電販部門で前年割れが継続し、それに次ぐ電気機械も落ち込み。その他内需を除き、足元の需要は総じて低調に推移した。一方、光製品の3月出荷実績は、10・5%増の436万6026キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、3カ月連続で前年実績を上回った。
スポンサーリンク