2016年5月23日
全ス連・経営アンケート調査 1―3月期、赤字企業2.8ポイント減少
全国ステンレス流通協会連合会(全ス連)がまとめた1―3月期の経営アンケート調査によると、売上高は前期比減少したものの収益面での「黒字」回答は増加した。ニッケル価格の低下に伴い、ステンレス市況がジリ安となる中で、マーケットでは価格競争に陥らず、流通各社はマージン確保を優先した。これにより「赤字」も2・8ポイント減少した。ただ4―6月期は例年、不需要期であり、景気および業績とも「悪化」回答が大幅に増加した。
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