2015年12月3日
三井物産・金属資源、コスト削減で収益力強化 キャッシュ創出力磨く
三井物産は強みの鉄鉱石、石炭など金属資源の資産を着実に積み上げる。資源価格が下落しているため、投資は従来以上に慎重に検討するものの、掘ればなくなる埋蔵量のリプレースメントは不可欠と見ており、中長期計画で掲げた2020年の権益拡大路線に沿って競争力のある優良案件の投資機会を探る。一方でコスト優位にある鉄鉱石を主体に操業コスト削減を通じて収益力を継続的に改善する。資源価格低下のなかでも2015年度は通期の利益目標を上方修正しており、基礎営業キャッシュフローも堅調を見込む。
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