2015年7月23日

銅電線、上期出荷2.4%減 建設・電販、輸出が失速

 日本電線工業会は21日、2015年上期(1―6月期)銅電線出荷量を発表し、速報値で前年同期比2・4%減の35万205トン(銅量)となった。電力向けが持ち直した反面、主力の建設・電線販売業向けが落ち込んだ。好調だった輸出も勢いを欠き、小幅ながら減少に転じた。本年は消費増税後の反動などもあり、5月まで前年実績を下回る状態で推移した。

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