2015年4月9日

京江シャーリング、今期 採算改善に注力

 有力コイルセンターの京江シャーリング(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、下河原英道社長)は今期(2016年2月期)、加工賃是正による採算改善を進めるとともに、受託・賃加工の受注減を自社販売の強化で補うことで、加工量の現状維持に注力する。台木用木材など副資材の高騰に対応し、今年1月に加工賃改訂に踏み切った影響から、今期の受託・賃加工は減少が見込まれる。主要仕入先のJFEスチールやJFE商事との連携を拡大し、自社販売を増やすことで、今期並みとなる5万4000トンの確保を目指す。

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