2015年2月26日
SUS、米に現地法人 納期8割短縮 日系自動車向け対応
生産設備用アルミ機材の設計・製造を手掛けるSUS(本社=静岡市、石田保夫社長)は26日、米中西部のシカゴに100%出資の現地法人を設立し、3月2日から営業を開始すると発表した。米国の新車市場はガソリン安や低金利を背景に力強さを増している。これまで同地域への販売はタイからの輸出で対応していたが、在庫の保有や加工対応も可能な拠点を現地に新設することで、納期や輸送コスト削減を図る。今後は日系自動車メーカーの進出が続くメキシコにも製品を供給する予定で、北米市場での売り上げを現在の約1億8000万円から、2020年には35億円まで拡大したい考え。
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