2015年2月27日
新日鉄住金、釜石市復興公営住宅で2期竣工式 スチールハウス工法など採用 短工期を実現
岩手県釜石市と新日鉄住金、新日鉄興和不動産は、昨年3月に着工した釜石市上中島町復興公営住宅第2期の156戸が26日に竣工し、現地で竣工式を行った。市内で予定されている復興公営住宅の中では最大規模で、2013年3月に竣工した第1期(1号棟)54戸と合わせ、計210戸の整備計画が完了した。当日は、新日鉄住金棒線事業部釜石製鉄所の妙中隆之所長、新日鉄興和不動産の北俊夫副社長、釜石市の野田武則市長などが出席した。
上中島町復興公営住宅第2期は、集会所施設、災害用備蓄倉庫、太陽熱温水設備を備えており、敷地面積は8209平方メートル、建物面積1万3188平方メートル。2号棟から5号棟の計4棟で構成し、2号棟と3号棟は鉄骨造で8階建て(79戸)と5階建て(38戸)。4号棟と5号棟はスチールハウス工法(薄板軽量形鋼造)でそれぞれ3階建て(18戸と21戸)。
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