2015年1月27日
鉄連13年度、20年度CO2削減目標 初年度は63万トン増
日本鉄鋼連盟は26日、温暖化対策の2013年度実績を公表した。2020年度時点の二酸化炭素(CO2)排出量を、05年度基準で最先端技術を導入しなかった場合(BAU)に比べて500万トン削減する目標に対して、初年度の13年度は63万トン増えた。対策の積み上げで183万トン減を果たしたが、高機能材の需要が増えたり、コークス炉の経年劣化の影響など想定外の要因由来の246万トン増が響いたと分析。高機能材の需要拡大は今後も続く可能性はあるが、自助努力を継続し、長期の目標達成を目指す。
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