2014年12月12日

日立金属、持続的成長 グローバルで実践

 日立金属は約13億ドル(1500億円)を投じて11月に買収を完了した北米鉄鋳物メーカー、ワウパカ・ファウンドリー社(ウィスコンシン州)の強みを生かした戦略で、早期にシナジー最大化を図る。北米での資本スキームを再構築。経営効率を高めた上で営業再編、調達コスト削減に加え、以前から持つ北米子会社にワウパカ社の生産技術などを取り入れ、経営と製造の両面からグローバルで持続的成長を目指す。世界最大の鉄鋳物メーカーとして事業領域を拡大し、将来的に全社ベースで営業利益率を10%以上に引き上げたい考え。

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