2014年11月20日

フジクラの長距離大容量直流海底線 『未来技術遺産』に登録

 フジクラはこのほど、1999年に関西電力、電源開発へ製造納入した紀伊水道連系線直流±500キロボルト3000平方メートルPPLP絶縁OFケーブル=写真=が、国立科学博物館の「未来技術遺産(第00183号重要科学技術資料)」に登録された。このケーブルは、徳島県と和歌山県に広がる紀伊水道約50キロメートルに敷設された世界初の長距離大容量直流海底線。一条当たりの送電容量は1400メガワットと世界最大級の大容量ケーブルで、国立科学博物館から、「日本の科学技術発展の証しを示す重要な技術資料」として選定・登録を受けた。なお、同社は林良博・国立科学博物館館長から「重要科学技術史資料登録授与式」において、登録証と記念の盾が贈呈された。

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