新日鉄住金君津製鉄所などが共催する君津市民ふれあい祭り(第19回)が2―3日に開催された。
君津製鉄所本館会場では2日、恒例となっている工場見学(第4高炉と熱延工場)と、小学生を対象にした「おもしろ理科ワールド」、日本人初のレゴ認定プロビルダーである三井淳平氏(君津製鉄所勤務)による「ふれあいレゴワールド」などの楽しいイベントが催され、会場は午前中から親子連れでいっぱいになった。
「おもしろ理科ワールド」は入社3年目の若手社員が企画・実行しているもので、今回で5年目。昨年12月から準備を進め、「お祭り理科屋台」と題して金属の特性を生かした実験コーナーを多数設置し、参加した子供たちは熱心に取り組んでいた。薄板製造工程の紹介や、本年は君津市内の小学校教諭もコーナーを設けるなど、地域をあげて理系男子、理系女子の育成を盛り上げた。
「おもしろ理科ワールド」と「ふれあいレゴワールド」には合計約500人が、工場見学には約1200人が参加した。