2013年12月10日

マンガン鉱石 日本電工、調達コスト減

 日本電工は所要量の2割をめどに、2014年中に南アフリカで権益投資したマンガン鉱石に置き換える。立ち上げ中の鉱山操業は年率100万トン超の水準で推移しており、来年から本格的に徳島工場の合金鉄生産に活用。鉱山では処理設備などに順次投資しながら、最終形の年産300万トン体制を今後2、3年で確立。日本電工は鉱山投資の収益で実質的な調達コスト引き下げ効果に加え、低品位鉱への置き換えによる操業コスト引き下げで競争力強化も狙う。

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