2013年8月12日

三菱商事・金属資源第一本部、既存事業強化に集中

 三菱商事の金属資源第一本部は豪原料炭など既存事業の強化に当面集中する。主力事業の豪州原料炭ではコスト削減を徹底しながら、豪雨の後遺症やストライキの影響などで落ち込んでいた生産を回復させており、引き続き生産性向上、拡張計画の実行による生産数量の増加と徹底的なコスト削減の継続が当面の課題。本部で取り扱うその他コモディティでも中長期では堅調な需要増を見込んでおり、需要増に合わせて既存事業の拡張を着実に進める。2020年に原料炭持ち分生産量の昨年度実績からの倍増を掲げており、生産量の増加とコスト競争力強化を組み合わせて、価格変動にも耐え得る収益基盤を構築していく。

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