2013年8月2日

7―9月粗鋼計画 3四期ぶり減 2783万トン

 経済産業省が1日発表した2013年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画まとめによると、粗鋼生産は前期見込み比0・9%減の2783万3000トンと3四半期ぶりに減る。電炉を中心とした夏場の改修減産が主因だが、国内外の堅調な需要を反映して、鋼材生産は2・9%増の2431万3000トンと3期連続で伸びる。経産省鉄鋼課では内需は堅調なものの、海外市場は過剰供給の状態に変わりなく、国内の高水準在庫の調整を織り込んだ、慎重な生産対応が必要としている。

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