2013年5月16日

イノクサム統合 シナジー2億ユーロ/オウトクンプのグローバル戦略/パルベント氏(米国会社社長)に聞く/一貫生産でシェア3割へ

オウトクンプは、ティッセンクルップのステンレス部門、イノクサムを統合し、設備集約によるコスト競争力の強化、グローバル展開による市場開拓などのシナジー追求に取り組んでいる。米州においては、イノクサムのカルバート工場を傘下に収めて、一貫生産体制を構築し、その強みを引き出し、2割程度のシェアを3割に引き上げる考えだ。オウトクンプの経営リーダーの一人で、米国会社社長を務めるカリ・パルベント氏に話を聞いた。

――2013年のステンレス市場環境から。

「アジアの需要増加、米国の回復によって、グローバルマーケットは成長を続けている。ただし欧州は減少基調が続き、国際的な供給過剰による輸入圧力もあって、厳しい環境にある。価格も需給バランスや原料事情で下げ圧力を受けている」

――オウトクンプは欧州の能力削減を決めているが、計画の前倒しはあるのか。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
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