北海鋼機(本社=北海道江別市)は19日、新外壁材「ガルウェーブ」を開発したと発表した。2011年4月に発売した「ガルフォルテ」に続く新外壁材の第2弾。「ガルウェーブ」(差し込み式、ボルトレス工法)は、形状凹凸の山高・谷幅・山幅を変えたことで、シャープなラインとウェーブ調のデザインが特徴。時間・陽光によって陰影が生まれ、美しいグラデーションを演出する。すでに意匠登録と商標登録済み。
「ガルウェーブ」の開発経緯は、新たなサンプルを作製し、建築家にユーザーニーズ・意匠のヒアリングをしたところ、カーテンのような波状の外壁材(成形板)のリクエストがあり、これを基に4タイプのウェーブ調のサンプルを作製してヒアリングを行った結果、今回の「ガルウェーブ」が高い評価を得た。
使用する材料は雪印GLカラー。原板幅は304ミリメートル・働き幅は150ミリメートル、板厚は0・35ミリメートル、0・4ミリメートル、0・5ミリメートル。「ガルウェーブ」の商品名は、ガルバリウム鋼板でウェーブ調であることに由来する。