2013年2月13日
宝機材、グレーチング盗難防止金具を開発 低コストで取付け簡易
グレーチングメーカーの宝機材(本社=岐阜県瑞穂市)は、道路・可変側溝グレーチングなどに用いる新タイプの盗難防止金具「スチールブロッカー」を開発し販売を開始した。低コストで取り付けが簡単なうえ、道路や歩道などのグレーチングの90%程度に対応可能な汎用性の高さが特徴。
スチールブロッカー(マルチタイプ)は、グレーチングの土台となるかさあげパイプ部に差し込み、本体にボルトで取り付けたとめ金具を直角に回転させ、コンクリート蓋の下に差し入れる。コンクリート蓋を取り外さず、ドライバー1本で取り付けが可能な反面、取り外しにはコンクリート蓋を持ち上げる必要が生じることで、盗難を抑止する。
道路側溝や可変側溝、暗渠型側溝など、ほぼ全てのかさ上げタイプのグレーチングに対応できる。また、現場での取り付け可否の確認や寸法取りも不要で、事前の手間も削減される。道路用側溝専用で、より取り付けが簡易なスタンダードタイプも用意しており、1個あたりの価格は、マルチタイプが700円、スタンダードタイプが500円。意匠登録、特許登録申請済み。
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