2013年1月17日
サンコーテクノ、太陽光パネル設備向け「あと基礎アンカー」高強度タイプを開発
サンコーテクノは、太陽光パネルや設備機器の架台などの設置に用いる「あと基礎アンカー」の高強度タイプ「AKH―190」をこのほど開発し、1月からテスト販売を開始した。高強度タイプは、従来製品との比較で設計荷重が引っ張り強度および圧縮強度で約1・6倍、せん断強度で2倍になっており、多雪エリアにおける耐荷重の問題を解消。
あと基礎アンカーは、金属製アンカー自体が基礎部分となることで、コンクリート陸屋根において太陽光発電システム架台などをコンクリート基礎を用いずに設置できる製品。重量は1個当たり3・6キログラムで、約160キログラムのコンクリート基礎(400ミリ×400ミリ×400ミリ)と比較して、建物への荷重負担を40分の1に低減する。さらに、施工後すぐの防水処理が可能なため、工期短縮によるコスト改善にも貢献する点などが特長。
スポンサーリンク