日新製鋼と日総建、新デザイン壁を共同開発 セリオス採用

　日新製鋼は29日、塗装鋼板ＳＥＬｉＯＳ（セリオス）製の新デザイン壁「スターラインＲ」を日新総合建材と共同開発し、3月1日に日総建から販売開始すると発表した。ストライプの幅を細くし、幅ピッチをランダムにしたことで、ナチュラル感を出したほか、全6色のうち白・ベージュ系で3色をラインアップ、明るく優しい温かみのある壁色を選べる。また素材にセリオスを採用したことで、雨筋汚れが付きにくいなどの特長がある。

　従来の代表的な金属サイディングのスパンドレルは、ストライプ幅が均一で太く、金属的でスタイリッシュモダンの住宅に特化していた。ストライプ幅を細くしランダムにしたことで、ナチュラルモダンや和風モダンなどさまざまな住宅の壁にマッチする。

　全6色のうちスノーホワイト、シェルホワイト、モカベージュの3色をラインアップ、明るく温かみのある壁を演出できる。また、セリオスはセルフクリーン機能を持っており、特につや消しタイプと雨筋汚れ防止機能を両立させた。

　金属サイディングは軽量で耐震性が高く、断熱性もあることから、今後もデザイン性の高い商品の開発に力を入れる。