紅忠コイルセンター(本社=大阪府泉大津市、佐竹俊二社長)は不況対策を強化し、今期(2010年3月期)、売上高で前期比5・8%減の145億円、経常利益は前期並みの1億円程度をめざす。
すでに不況対策として工場人員の削減、管理職以上の人件費削減を実施しており、3月から本社・大阪工場と滋賀工場で雇用調整助成金の受給に伴う一時休業(1月当たり2日の休業)を開始した。今後は梱包資材などの変動費の削減を強化する。
また、4月から親会社の伊藤忠丸紅鉄鋼から取締役営業副本部長として1人の出向を受け入れ、営業を強化。今期の取扱量は前期比10%増の年間20万2000トンをめざす。