日伯共同プロジェクトの日本側投資会社である日本アマゾンアルミニウム(東京都中央区、柴崎徹也社長)は、3期連続で配当を実施する。正式には、今月26日開催の株主総会で決定する予定。
前期(2008年12月期)は、受取配当額が29億2200万円(対前期比51・0%減)とほぼ半分に落ち込んだものの、黒字基調を維持しており、配当自体は継続していく。
前期の結果について柴崎社長は、「ひと言で表すならば、非常に厳しい決算だ。為替の動きで一喜一憂するのは釈然としない感じもあるが、(アルブラス・アルノルテの)工場自体はしっかり操業している」との認識を示した。