2009年6月26日
新日鉄など、港湾用に鋼管杭施工法 騒音・振動とも低下
新日本製鉄は25日、港湾空港技術研究所と調和工業と共同で、港湾地域での本格的な低騒音・低振動・高支持力の鋼管杭施工法「RSプラス」を開発したと発表した。
従来のウォータージェット併用バイブロハンマ工法に加えて、新たに鋼管杭の先端外側と周面にセメントミルクを噴射することで、打撃杭以上の大きな支持力を発揮できる。今後は港湾分野の騒音・振動対策が必要な護岸、岸壁工事(桟橋用杭)など向けに年間1万トンの販売をめざす。
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